桃は中国が原産で、日本には古代に伝わったといわれています。
古くから貴重な果物として扱われ、現在でも国内で最も人気の高い果実の1つです。国内では、福島県・山梨県・長野県・岡山県などが代表的な産地です。
品種としては、大きくは黄桃・白桃・白鳳にわかれますが、それぞれその中で非常に多くの品種を持ち、甘さや酸味の度合い、硬さなどの特徴も様々で、品種改良も盛んです。
また、桃はそのおいしさだけでなく、整腸作用に良いといわれている水溶性食物繊維のペクチンが多く含まれています。
また、高血圧予防に良いとされるカリウムも多く含まれており、栄養面でも実は定評のある果物です。

※画像はイメージです。

桃の生産地として長野県は第3位で、特徴的な品種を多く栽培しています。今回使用している果汁は、糖度平均13といわれる「川中島白桃」を中心に配合しており、この品種は長野県長野市の川中島で偶然発見されたといわれる偶発品種で、糖度の高さ、甘みが特徴です。また、今回使用の長野産白桃果汁は、現地の果汁工場で繊維質を丁寧に除去しているため、雑味が少ないのが特徴です。

トロピカルなフルーツは別として、桃といえば、国産を支持される方が圧倒的に多いのではないでしょうか。今回は、使用する桃を国産にするべく調達にこだわって、長野県産の果汁・ピューレに限定して白桃ソフトを作ることができました。果汁にこだわりがございますので、もちろん白桃ソフト単品で召し上がっていただきたいのですが、発酵乳を加えたことで乳との相性が良くなり、バニラとの相性も抜群です。ミックスもおすすめですので、是非お試し下さい。

ファストフード商品本部　デザート担当　平田　和也