石臼挽き抹茶ソフト

販売を終了しております。商品価格は販売当時のものです。

2010年に発売し、多くのお客さまに支持された「石臼挽き抹茶ソフト」が帰ってきます。
濃厚な味わいは、新しく生まれ変わったバニラとの相性も抜群です。
味・香り・色、どれをとっても優れていることで全国的に有名な「西尾抹茶」を使用し、上品な味わいに仕上げました。
伝統的な“石臼挽き”手法で作られたなめらかな抹茶とさっぱりとしたソフトクリームとの調和を、どうぞお楽しみください。

西尾抹茶を贅沢に使用しました。

抹茶のもととなる「てん茶」。その全国生産量の約30%を西尾エリアが占めています。

西尾抹茶が栽培されているのは、愛知県西尾市。県中央を流れる矢作川流域の南端に位置し、温暖な気候と矢作川水域の豊かな土壌に恵まれた日本有数の“抹茶どころ”です。この土地で生産される西尾抹茶は、2009年に地域ブランドとして、特許庁から認定を受けています。何といっても、有名なのはその品質の良さ。深い味わい、豊かな香り、鮮やかな緑と、3拍子が揃った逸品!

2008年までに販売した抹茶ソフト比1.5倍の過去最高の抹茶配合量はそのままに、濃厚な味わいに仕上げています。日本の風土が育てた上品な抹茶の味わいを、存分にお楽しみください。

茶畑の様子

煎茶は、日光を充分受けて自然に栽培するのに対し、抹茶の素になる「てん茶」は、葉に覆いをかぶせて栽培します。テアニンからカテキンへの変化が少ないので、煎茶に比べて渋みが少なく、うまみの多いお茶になります。

 

西尾抹茶は、リラックス効果があると言われるうまみ成分のテアニンをたっぷり引き出すために、徹底したこだわりを持っています。そのこだわりとは、黒色の化学繊維ネットを茶畑にかぶせ、“段階的に”遮光の度合いを調整していくという独特の手法をとることです。徐々に日光を遮断していくことで、余分な苦味成分が発生しないようにしているのです。また、茶畑に防霜ファンを設置し、茶樹を霜から守っています。こうしたひと手間が、西尾抹茶ならではの、ぎゅっと凝縮された「うまみ」につながっているのです。

伝統の石臼挽きで、抹茶の味わいがなめらかに。

出来上がる抹茶の粒は、数ミクロンの小ささ!1台の石臼で挽ける抹茶の量は、1時間にわずか40gだといわれています。
高品質の粒子にするために、温度と湿度が一定に管理された部屋で石臼挽きを行います。

新芽を蒸し、もまずに乾燥させてできる「てん茶」を粉状にしたものが「抹茶」。今回は、粉状にするときの製法として、伝統的な“石臼挽き”を採用。何も加えず、茶葉の味だけで良し悪しが決まってしまう抹茶だからこそ、茶葉本来の美味しさを損なわない“石臼挽き”にこだわっているのです。

石臼の表面には、いくつもの溝が掘られています。このわずかな窪みの中で茶葉が細かく砕かれ、その後窪みのない平らな部分でよりきめ細かい粒子に仕上がるという仕組み。高速で石臼をまわすと摩擦熱でお茶の成分が変質してしまうため、ゆっくりじっくり挽いています。そうしてできた抹茶はなめらかな粒子になり、口当たりはもちろん、香り・味までもきめの整った、豊かな味わいになるのです。

抹茶ってどんなお茶?

抹茶と聞くと少し高級なイメージもありますが、最近では抹茶を使用したお菓子などが多く販売されていて、身近に感じられるようになりました。
ところで、抹茶って一体どんなお茶のことをいうのでしょうか?

お茶の系統図

てん茶

【葉に覆いをかぶせて栽培】
テアニンからカテキンへの変化が 少ないので、渋みが少なく、うまみが多いお茶ができます。
煎茶

【日光を充分受けて自然に栽培】
テアニンがカテキンに変化していくので、渋みも加わり、さわやかな味わいのお茶ができます。
 

お茶にはテアニンという物質が含まれています。このテアニンはお茶のうまみを出すアミノ酸。根で作られて葉まで移動しますが、そこで日光があたると渋み成分のカテキンに変わっていくのです。

開発秘話&開発担当者よりひと言

全国でも有数の抹茶生産地、愛知県西尾市産の西尾抹茶を使用した石臼挽き抹茶ソフト。今年も、期間限定でこの西尾抹茶を使用した「石臼挽き抹茶ソフト」を発売いたします。手間隙かけて育てあげた「てん茶」を、石臼でじっくりと時間をかけて挽きあげることで、旨みと香りがより一層引き立った抹茶に仕上げています。新しく生まれ変わったバニラとも相性抜群です。ぜひご賞味ください!

ファストフード商品本部 スイーツ商品部 ファストフード・スイーツ担当 小林 智

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