株主・投資家の皆さまにおかれましては、平素より当社へのご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。この度、2022年2月期第1四半期決算を発表いたしました。

2022年2月期第1四半期決算 連結業績の概要

営業総収入 465億08百万円 前期比 104.9%
営業利益 △18億77百万円 前期比 -
経常利益 △17億42百万円 前期比 -
親会社株主に帰属する
四半期純利益
△18億49百万円 前期比 -

当第1四半期連結累計期間における連結業績は、営業総収入465億8百万円(前年同期比104.9%)、営業損失18億77百万円(前年同期実績 営業損失26億49百万円)、経常損失17億42百万円(前年同期実績 経常損失24億81百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失18億49百万円(前年同期実績 親会社株主に帰属する四半期純損失21億60百万円)となりました。
ミニストップ単体および海外のエリアフランチャイジーを含めた当第1四半期連結会計期間末店舗数は5,287店舗となりました。

[国内事業]
ミニストップ単体のチェーン全店売上高は前年同期比103.3%となりました。ミニストップ店舗の既存店1店1日あたりの売上高前年同期比(以下、既存店日販昨対)は102.6%、コンビニエンスストア商品の既存店日販昨対は102.8%、店内加工ファストフード商品の既存店日販昨対は101.3%、既存店平均客数昨対は100.5%、既存店平均客単価昨対は102.0%となりました。
コロナ下での人々の生活は外出自粛や非接触が前提となり、食事についても消費シーンを中心に変化が続いております。変化を続けるお客さまのニーズに対応すべく、商品改革およびマーケティング戦略の再設計を推し進め、食事に対するニーズに応える店舗になることを「食事のデスティネーションストア」と称し、その実現に向けて成長を続ける取り組みを強化してまいりました。
コンビニエンスストア商品につきましては、お客さまに満足いただける美味しさを実現しながら、お手軽な価格で提供する取り組みとして、弁当の商品改革を進めました。テレビCMを投下し、WEBプロモーションを含めた訴求強化により展開した「チャーシュー弁当」や、外出自粛の環境下で旅気分を味わえるよう発売した「駅弁風弁当」などが好調な販売を続け、弁当の売上が前年同期の実績を上回りました。食事分類との同時購入頻度が高いソフトドリンクについても、1本購入ごとに1本無料クーポンプレゼントキャンペーンなどの施策を強化し、前年同期の売上を上回りました。感染予防意識が大きく高まった前年同期の反動により、マスクや衛生用品の売上は前年同期の実績を下回りましたが、人々の生活行動の変化に応じて品揃えを強化した酒類、スイーツ、寿司の売上は前年同期の実績を上回り、伸長を続けております。
店内加工ファストフード商品につきましては、店舗での喫食をせずに持ち帰りが増えた環境にも適し、ソフトクリームの新たな価値提供をテーマに開発したドリンクメニューの「グルクル 飲むチョコバナナ」「グルクル 飲むいちご杏仁」を4月に発売し、テレビCMを活用したプロモーション施策を実施しました。外出を控え、自宅で楽しむゴールデンウィークに対応して実施したソフトクリーム50円引きセールや、5月にテレビCMを投入し訴求を強化した「キャラメルマキアートプリンパフェ」の販売が好調に推移し、コールドスイーツの売上が前年同期の実績を上回りました。コロナ下の家庭でのおつまみ需要に対応すべく、商品開発を強化し、テレビCMとWEBプロモーションを継続的に実施した店内調理惣菜の売上が前年同期の実績を上回りました。
販売費及び一般管理費につきましては、直営店舗運営人時の削減および直営店舗数の削減に加え、定型業務に関するRPAの活用やオンライン会議の積極的な導入などによる本部機能のスリム化により、人件費を中心にコストコントロールに注力しました。
店舗開発につきましては、3店舗を出店、19店舗を閉店しました。

[海外事業]
海外各社におきましては、各国ごとに異なる新型コロナウイルス感染症の感染状況に応じて、品揃えの改善や集客プロモーションの実施に加え、店舗の一時休業や不採算店舗の閉店などの対応を行いました。
韓国の韓国ミニストップ(株)は、コロナ下におけるお客さまの生活行動の変化に対し、全店で的確な品揃えを実現する取り組みを行いました。売上の伸長に合わせ、月ごとに重点カテゴリーや重点商品を選定し、店舗ごとに進捗管理を行うことで品揃えの改善を推し進めました。店舗の立地に応じて、陳列スペースを変化させながら展開を強化した酒類や、即席麺などの簡便食の販売が好調に推移し、既存店日販昨対は100.0%となりました。
中国の青島ミニストップ有限公司は、加盟店との交流会やオンライン会議を活用しながら、売上構成比が高い飲料や他社との差別化を図る店内加工ファストフード商品の展開強化を行い、既存店日販昨対は101.6%となりました。
ベトナムのMINISTOP VIETNAM COMPANY LIMITEDは、来店頻度の向上を目的に、日常的な購入が見込めるコーヒーの14週連続でのプロモーション施策の実施や、韓国酒を中心とした酒類売場の拡大などを行いました。感染症拡大「第3波」の影響による店舗の一時休業も発生しましたが、既存店日販昨対は107.0%となりました。

[今後の見通し]
日本国内においてもワクチン接種の普及により、新型コロナウイルス感染症拡大防止と社会経済活動を両立させる水準が変化し、社会経済活動の正常化が進むと予想されますが、変異株流行の兆しも散見され、消費マインドへの影響は依然として継続するものと想定しています。所得や行動範囲の変化が消費マインドにも影響を与え、節約意識の高まりの一方で家庭での贅沢消費も加速するなど、一見相反するお客さまのニーズを的確に捉えることが必要となっております。お客さまの生活行動もコロナ下で変容を重ね、日々の食事のスタイルも多様化しています。
この変化する新常態への対応を前提に、お客さまのニーズに対応すべく、今期の方針として示した「食事のデスティネーションストア」の実現への取り組みを第2四半期以降も推し進めてまいります。弁当では、さらに美味しくリニューアルした「チャーシュー弁当」の新発売や、好評を博す「駅弁風弁当」シリーズを毎月新発売するなど、高付加価値の商品を連続して発売いたします。店内調理惣菜では、商品改革の認知度向上を進めるべく、テレビCMとWEBプロモーションを継続し、さらなる売上増加に繋げてまいります。今期より取り組みを強化するデザートドリンクでは、6月に「グルクル 飲むなつかしの珈琲ゼリー」を新発売し、コールドスイーツでは、6月にフルーツパフェシリーズの新作「レッドメロンパフェ」、7月にシャインマスカットの芳醇な香りと味わいを再現した「シャインマスカットソフト」を新発売するなど、盛夏に向けて魅力的な新商品を連続して投入してまいります。
海外事業につきましては、感染症拡大による影響を鑑みながら、それぞれの国の状況に応じて進捗管理を図ってまいります。

2021年7月7日

ミニストップ株式会社代表取締役社長 藤本 明裕