商品を通じて海洋環境を守るCSRを推進

ミニストップは、MSC認証具材を使用した「手巻おにぎり 紅しゃけ」を、2018年1月より販売しています。MSC認証は、持続可能な漁業で獲れた水産物であることが証明された商品に与えられ、その商品の購入により海洋資源の保護につながります。
イオングループは2006年からMSC認証商品を販売しており、これはアジアの小売業として初めての試みとなります。イオングループの一員であるミニストップは、お客さまにとってなじみがあり、購買頻度の高いおにぎりをMSC認証商品とし、2018年1月より販売を開始しました。

おにぎりはコンビニエンスストアの中核商品ですから、各社ごはん、海苔、具材にこだわった商品を展開しています。MSC認証を受けたおにぎりの販売は、コンビニエンスストアとしては初の試みで、海洋環境を守る世界的な認証を受けた商品は、大きな差別化になっていると考えています。
MSC認証の取得には、まず原料、漁業のやり方に制限がかけられます。さらに、認証機関の指定する原料が、川上から川下まできちんと管理されているかが問われるので、製造側の管理プロセス、管理方法が複雑になり、時間と労力を伴います。そして取り扱いが増えれば原料不足を防ぐ手段を講じなければなりません。しかしながらMSC認証商品の販売は、ミニストップの展開規模だからこそ実現できることで、価値ある取り組みだと考えています。実際このおにぎりの発売を通じて、メーカー、加盟店、お客さまより、CSRの観点から評価していただき、事業を通じて豊かな水産物の恵みを次世代につなげられることに意義を感じています。

2018年6月に当商品のリニューアルを図りました。おにぎりのおいしさを左右するお米には、従来の塩水で炊く方法に新たにふり塩製法を加え、お米の甘みを引き立てる製法を採用しています。この製法で炊かれたごはんに合うよう、さらに確実な原料供給を目指し、アラスカ産のしゃけからロシア産にしました。ふり塩でしゃけを熟成して旨味を凝縮し、焼成後にしょう油を配合して直火であぶりを入れることで臭みを減らし、しゃけ本来の味が引き立つようにしました。また、昆布エキスを配合し、日本人に食べやすい味に仕上げました。当商品は、現在一部のエリアでの販売となっておりますので、今後国内全エリアでの展開を検討していきます。

今後も身近な商品を通じて、当社のCSR活動に対するステークホルダーの皆さまからの理解を深めていきたいと考えています。

  • MSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)は、持続可能な漁業を推奨する独立した非営利団体で、1997年に設立されました。漁業の方法に変化をもたらすことを目的に、水産資源の減少から増加への転換、漁業者の生計維持、世界の海洋環境の保全などを目指しています。
「手巻おにぎり 紅しゃけ」
2018年1月より販売
価格:140円(税込)
販売地区:千葉県、東京都の一部、茨城県の一部 約300店

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