レジ袋有料の義務化に向け、いち早くレジ袋有料化を実施
2020年7月のレジ袋有料の義務化に先駆け、ミニストップはコンビニチェーンの中で唯一2020年6月よりレジ袋の有料化を開始しました。
近年、石油資源の枯渇やプラスチックごみが焼却される際の温室効果ガスの発生、河川などに廃棄されることによる環境汚染等が世界規模の問題となっています。こうした中、ミニストップはイオングループの一員として「サステナビリティ基本方針」にある「資源循環の促進」の一つとして、プラスチックの使い捨て削減につなげるべく、2020年7月のレジ袋有料化の義務化に先駆け、2020年6月1日よりレジ袋の有料化に踏み切りました。
ミニストップは環境に配慮しプラスチック使用の削減を進めるため、2019年6月24日より“レジ袋無料配布中止の実験” を「ミニストップ イオンタワー店」と「ミニストップ イオンタワーアネックス店」の2店舗で開始するなど、ミニストップならではの取り組みを展開してきました。“レジ袋無料配布中止の実験”の際は、コンビニエンスストア業界として初めてのレジ袋の有料化(無料配布中止)の取り組みとなることから、テレビや新聞各紙など多くのメディアで取り挙げていただきました。
この実験をしている中、2019年12月に「2020年7月1日よりすべての事業者にレジ袋の有料化を義務付ける」という国の方針が決まりました。ミニストップではこの方針の決定を受け、さらなる実験拡大へと踏み切り、2020年2月4日より全国の直営店(約100店)に取り組みを広げました。
そしてこの実験結果を踏まえ、7月の有料化の義務化を前にお客さまへマイバッグをご持参いただく準備期間と位置付け、2020年6月1日より国内のミニストップ全店舗(2020年5月末時点:1,974店)でレジ袋を1枚1円にて販売を開始しました。また同時に「TV(トップバリュ)リサイクルエコバッグプレゼントキャンペーン」と題し、店内商品を700円(税込)以上ご購入のお客さまを対象にリサイクル原料を使用したエコバッグをプレゼントするキャンペーンを実施するなど、コンビニエンスストアでの取り組みが一番難しいといわれる中、より多くのお客さまにご理解とご協力いただけるよう、多方面から検討を重ね、有料化の義務化に向け積極的に取り組みました。
このような取り組みの結果、お客さまのご理解とご協力を得ることができ、7月よりレジ袋の販売価格を改定しましたが、6月のレジ袋辞退率は約70%、7月は当初目標としていた75%を超す約76%※を達成するなど、着実に辞退率を引き上げることができました。今後もお客さまにマイバッグ持参のご協力を呼びかけるとともに、お客さまが必要とされる場合に提供するレジ袋をバイオマス素材30%配合のものへ段階的に切り替えるなど、より一層環境に配慮した取り組みを推進していきます。
- ※2019年の辞退率約31%