食品廃棄物削減への取り組み
ミニストップは、店舗で排出される食品廃棄物による環境への負荷を軽減させるため、店舗での値下げ販売による「発生抑制(リデュース)」を9割の店舗で取り組んでいます。また、家庭から出る食品ロスを削減するために、イオングループが推進しているフードドライブに参画し、未利用食品をフードバンクや子ども食堂に寄贈する取り組みを進めています。ほかにも「てまえどり」の通年実施など、食品ロス削減に取り組んでいます。
目標と実績
ミニストップは、2030年までに店舗で発生する食品ロスを2015年度比50%削減するという目標を掲げ、達成に向けて取り組んでいます。
1日当たりの食品ロス総重量

- (注)食品リサイクル実施店舗の実測データをもとに、国内のミニストップ店舗数に拡大推計して算出
店舗での取り組み
値下げ
従来おにぎりやお弁当、菓子パンなどの値下げを進めていますが、2025年8月より値下げシールのデザインを刷新し、より多くのお客さまに手に取っていただけるよう改善しました。値下げ対象はおにぎりやサンドイッチだけでなく、乳製品や袋入りスイーツなど幅広い商品に及び、廃棄予定だった食品をお客さまに手に取っていただくことで食品ロス削減につなげています。

発注システム
環境への配慮と食品ロスの削減を目指し、販売実績とAI技術を活用した「サポート発注」、「手順書発注」を直営店から順次導入しています。店舗の状況や曜日、商品分類などの特性を考慮し、効率的に商品を管理することで、お客さまに満足していただける売場づくりにつなげます。AIにより発注精度を向上し、お客さまのニーズを捉え、発注システムと値下げを組み合わせることで、さらなる食品ロス削減を実現します。
発注システム導入でできること
①食品ロスの削減
発注システムと値下げを連動させて活用することで、導入前と比べて食品ロスの量を半減でき、環境負荷の低減に貢献します。
②発注時間の削減
店舗平均は1日約40分の時間短縮が実現されています。発注にかかる時間を短縮することで、店舗従業員が売場づくりに費やす時間を増やすことができます。
③充実した店舗指導
発注精度の向上は、店舗間を巡回するストアアドバイザー(SA)との活発なコミュニケーションにもつながっています。また本部と店舗スタッフの連携が強化され、より幅広く充実した指導が可能となりました。
今後もシステム開発ならびに手順書発注からサポート発注への切り替えを進め、魅力的な売場づくりとともに食品ロス削減に向けて取り組んでいきます。
【関連リンクはこちら】
てまえどり
「てまえどり」とは、購入してすぐに食べる場合に商品棚の手前にある商品など、販売期限の迫った商品を積極的に選ぶ購買行動です。ミニストップでは、持続可能な社会を実現するために「てまえどり」を積極的に推進し、お客さまとともに食品ロスを削減します。

商品における取り組み
ミニストップは、使用期限の近い食材や余剰食材のロスを削減するために、アップサイクルに取り組んでいます。アップサイクルとは、通常廃棄される部分や余った食材を新しい価値のある食品に変えることです。店内加工商品で使用される食材を工場で製造される弁当や惣菜にも活用し販売しています。
これまでの取り組みの一部を紹介します。

「クラウンメロンシュークリーム」
マスクメロンの中でも最高級品として名高い「クラウンメロン」のソースを使用したシュークリームです。
2022年6月に販売し人気を博した「静岡クラウンメロンソフト」の原材料の一部を使用しました。

「海老トースト入りオニオンスープ」
白身魚と海老のすり身を食パンでサンドして揚げたトーストとチーズ、パセリをトッピングしたオニオンスープです。
ファストフード商品の「メンボシャ(えびのトースト)」をスープの具としてもお楽しみいただけるようにしました。

「プルコギキンパ風巻寿司5巻」
具材の食感とごまの香ばしい風味が楽しめる食べ応え十分なキンパ風巻寿司です。
店内加工商品として発売した「1/3日分の野菜が摂れるビビンバ」で使用していたコチュジャンを活用しました。
サプライチェーンとの協働
製造工場へは食材・資材を365日配送することで極力無駄を排除しています。また生産管理システムや事前発注情報を共有することで過不足なく生産できるよう努めています。
従業員への教育
本部スタッフに対して、食品ロス削減啓発のオンライン研修を実施しています。また、加盟店オーナー、スタッフおよび本部社員全員に、衛生管理に基づく法令、リスク、基本オペレーションを学ぶ「従業員3万人衛生教育」を実施しています。これらで得た知識を業務にも反映させ、ミニストップ全体での食品ロス削減に取り組んでいます。
その他の取り組み
社内販売
ミニストップ本社執務室の一角において小さな販売スペースをつくり、賞味期限の近い商品や余った食材を社員向けに販売しています。
フードドライブ
2024年10月4日から10月14日まで、イオングループ16社約2,200店舗で家庭から出る食品ロス削減に向けたフードドライブを行いました。ミニストップは計219店でフードドライブを実施し、提供いただいた食品の総量は145.4kgとなりました。今後も定期的な実施を目指し、お客さまとともに食品ロスについて考え、お客さまと地域で活動している皆さまをつなぐ“ハブ”となって、食品ロス削減に取り組んでいきます。


食品廃棄物のリサイクル
ミニストップは、お客さまを第一と考え品揃えに努めながら、食品ロスを極力減らすために徹底した発注管理を行っています。しかし、食の安全・安心の確保と予測不能な天候などの影響から、やむを得ず食品ロスが発生してしまいます。これらの食品ロスを「資源」として有効活用できないかと考え、業界に先駆けて1998年(食品リサイクル法施行の3年前)から、販売期限切れ食品を堆肥化する数々の実験と検証を繰り返してきました。
その後畜産農家の飼料需要が増加したこともあり、2004年からは販売期限切れの弁当などを家畜の飼料にする取り組みも始め、現在では地域により「飼料化」「堆肥化」「バイオガス化」を実施しています。
1店舗当たりの年間使用済み油排出量

1980年の創業以来、ファストフード製造時に出る使用済み油を、委託業者を経てほぼ100%、家畜飼料、石けんやインクにリサイクルしています。
食品リサイクル率

- (注)食品リサイクル実施店舗のデータ











































