人権尊重への考え方
ミニストップは、自社とそのサプライチェーン上で働く人々、およびお客さまをはじめとする当社事業の影響を受ける国・地域の人々の人権を尊重することを、きわめて重要な社会的責任として捉えています。「イオンの基本理念」「イオンの人権基本方針」のもと、ミニストップの事業活動による人権への影響に関して人権デュー・デリジェンスのプロセスを構築し、人権が尊重される社会の実現を目指します。
推進体制
ミニストップをご利用のすべてのお客さまが安心してご利用いただける環境づくりと、ミニストップに関わるすべての人々が安全・安心に働くことが出来る環境づくりのため、イオンの人権基本方針のもと、2024年に「人権デュー・デリジェンス委員会」を設置しました。具体的な人権課題を特定し、継続的に改善に取り組む体制を推進しています。また改善状況については、経営会議にて定期的に報告しています。
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ミニストップが取り組む課題
| リスク名 | リスク内容・選定した理由 | 該当部署 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 外国人労働者の権利 | 加盟店および直営店における外国人の週28時間を超える労働などのリスク | 店舗人事部 |
| 2 | 児童労働 | 加盟店および直営店における年少者の夜間労働従事リスク | 店舗人事部 |
| 3 | 労働時間(過剰・不当な労働時間) | 36協定違反、非時間管理者の法定外労働時間の増加による健康被害のリスク | 人事部 |
| 4 | ハラスメント | 生産性の低下、従業員の長期療養、退職、訴訟、レピュテーション低下 | 人事部 |
| 5 | ハラスメント | 製造委託工場における人権課題リスク | 商品総務・品質管理部 |
| 6 | 法令および社会規範の遵守 | ミニストップベトナムの法令遵守、従業員不正のリスク(横領・刑事事件・セクハラ・パワハラ) | ベトナム管理部 |
| 7 | 労働時間(過剰・不当な労働時間) | ミニストップベトナムの勤務状況に関するリスク(長時間労働) | ベトナム管理部 |
人権リスク
事業活動を営むうえで、あらゆるステークホルダーに人権上のリスクを与える可能性があると認識しています。ミニストップは特に人財に大きく依存していることから、コンビニエンスストア事業をはじめとした各分野において優秀な人財を確保・育成することに加え、急速な社会変化に対応するために多様な価値観を持つ多様な人財の能力を活用することが成長には不可欠です。しかし、人種や年齢、国籍、性別にとらわれ多様な人財が互いに認め合うことができず、平等に活躍できる環境の整備や組織風土づくりが遅れることにより、ミニストップの経営にも影響を与える可能性があります。
リスクへの対応
人権に係るリスクに備えるために、ミニストップで働く従業員一人ひとりに対してその個性と能力を十分に発揮できるよう、性別や雇用形態にかかわらず、多様な人財が活躍し全員が働きやすい環境づくりに取り組んでいます。また、法令および社会規範の遵守に努めています。
人権教育
人権リスクの認識向上や方針・ルールの理解と浸透を目的として、全社員を対象に研修を行っています。
救済・通報
従業員のヘルプラインとして、社外通報窓口である「イオンコンプライアンスホットライン」を設置しています。法令違反や不正などの通報にとどまらず「上司に話せないこと」「困っていること」など現場に関わるさまざまな問題に対応する窓口として、イオングループで働くすべての従業員から通報・相談を受け付けています。また、役員に関する案件については、弁護士事務所通報窓口も設けています。レポーティング・ライン、経営監査室による内部監査の結果報告、またはイオンコンプライアンスホットラインにより報告・通報を受けたコンプライアンスに関する情報については、秘密を厳守し、その内容を調査したうえで再発防止策を実施しています。
差別の禁止
ミニストップは、人種、民族、国籍、性別、性自認・性的指向、年齢、障がい、宗教・信条、婚姻状況、雇用形態などを理由とする不当な差別をいたしません。採用・配置・昇進・評価・報酬などは、職務に関連する能力や成果に基づいて決定され、多様な人財が尊重され、活躍できる職場づくりを推進しています。
妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメント、セクシュアルハラスメント、パワーハラスメント禁止宣言
当社は、すべての従業員が個人として尊重され、お互いに信頼しあって働けるような職場環境がゆるぎない人間関係を創り、そのような働きがいのある職場でそれぞれが持つ力を十分に発揮することが真の「お客さま満足」につながると考えています。
妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメントやセクシュアルハラスメント、パワーハラスメントは、職場環境を悪化させ、従業員の人権や働く権利を侵害するだけでなく、企業秩序を乱し、業務の円滑な遂行を阻害し、企業の効率的運営に重大な影響を及ぼすものです。
従って、当社では妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメントやセクシュアルハラスメント、パワーハラスメントは明確に禁止されるものであり、いかなる役職員による、いかなる形態のものであっても、これが黙認されたり、見過ごされたりすることはありません。
私たちはイオンの基本理念に基づき、お客さまへの貢献を使命とし、日々の業務に励まなければなりません。私たち自身がイオンであり、ミニストップであるという意識を常に持って行動します。
当社では、役職員以外の者によるハラスメント、加盟店およびそこに勤務する従業員に対する行為についても、その防止に努めるとともに、その迅速かつ効果的解決に向けての努力を惜しみません。
ハラスメントへの対応
セクシュアルハラスメントの防止策
セクシュアルハラスメントは職場環境を悪化させ、従業員の人権や働く権利を侵害し、企業秩序を乱すものであると認識しています。知っておくべき知識をまとめた小冊子を配布し、全員でセクハラを許さないための努力と注意を払っています。
苦情処理委員会の運営
ミニストップは、妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメントやセクシュアルハラスメント、パワーハラスメントに関する処分を決定する前に、問題となった役職員の行為についての事実確認、「懲戒」に関する規程の解釈および適用に対する参考意見を「苦情処理委員会」にて聴取しています。当委員会は、当該役職員がどのような行為をしたかの詳細な事実調査を行い、その報告に基づいて、懲戒処分の要否、程度、方法を公正に審議し、審議結果を社長に報告します。
お取引先さまとの取り組み
ミニストップは、サプライチェーン全体にわたって事業活動に伴う人権侵害が起こらないよう、お取引先さまにも「イオンサプライヤー取引行動規範(イオンサプライヤーCoC)」の遵守をお願いしています。
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店舗で働くスタッフのための取り組み
カスタマーハラスメントへの対応
2025年2月にカスタマーハラスメントに対応する掲示を店内にて実施し、お客さまに安心してご利用いただけるお買い物環境の提供と、一人ひとりの人権、多様性を尊重し、事業に関わるすべての人が活躍できる環境整備を進めています。
カスタマーハラスメント対応方針
ミニストップは、ミニストップをご利用いただくすべてのお客さまが安心してご利用いただける環境づくりと、ミニストップに関わるすべての人々が安全・安心に働くことが出来る環境づくりのため、「カスタマーハラスメント対応方針」を策定いたしました。
私たちミニストップは、“私たちは、「おいしさ」と「便利さ」で、笑顔あふれる社会を実現します”というミッションを掲げ、お客さま満足の実現を目指し事業活動を推進しています。
このミッションのもと、加盟店をはじめとした多くのステークホルダーとともに環境課題、社会課題を捉え持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組み、安全・安心な商品やサービスの提供を通じて、お客さまや地域社会から信頼されるお店づくりを目指しております。
一方、一部ではございますが、店舗業務に従事するスタッフやミニストップ関係者に対する心ないお言葉や動画撮影等の迷惑行為、また社会通念上不当な要求もございます。
今回、「カスタマーハラスメント対応方針」を策定することで、お客さまに安心してご利用いただけるお買い物環境の提供と、一人ひとりの人権、多様性を尊重し、事業に関わるすべての人が活躍できる環境整備を進め、笑顔あふれる社会の実現につなげてまいります。
厚生労働省の「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」の「カスタマーハラスメント」の定義に基づき、ミニストップでは、「お客さまからのご意見ご指摘・言動のうち、要求内容の妥当性が認められないもの、またはその妥当性に照らして、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであり、当該手段・態様により、ミニストップで働く一人ひとりの就業環境が害されるおそれがあるもの」をカスタマーハラスメントと定義し、対応してまいります。
対象事例
- (注)以下の記載は例示であり、これらに限られるものではありません。
「要求の内容が妥当性を欠く場合」の例
- 企業の提供する商品・サービスに瑕疵・過失が認められない場合
- 要求の内容が、企業の提供する商品・サービスの内容とは関係がない場合
「要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当な言動」の例
- 要求内容の妥当性にかかわらず不相当とされる可能性が高いもの
- 身体的な攻撃(暴行、傷害)・精神的な攻撃(脅迫、中傷、名誉棄損、侮辱、暴言)・SNSやマスコミへの暴露をほのめかした脅し・威圧的な言動・土下座の要求
- 継続的な(繰り返される)、執拗な(しつこい)言動 、長時間の電話
- 拘束的な行動(不退去、居座り、監禁)
- 差別的な言動・性的な言動
- 従業員個人への攻撃、要求、インターネット・SNSへの個人情報(画像・音声含む)の投稿
- 要求内容の妥当性に照らして不相当とされる場合があるもの
- 不当な商品交換の要求 ・不当な金銭補償の要求
- 過剰な謝罪の要求
これらのカスタマーハラスメントから、ミニストップで働く一人ひとりを守るため、話し合いによる解決に至らない場合、警察や然るべき機関への相談を行い、適切に対処してまいります。
取り組み
- 「カスタマーハラスメント対応方針」の周知のため、「レジコマーシャル」や「ポスター」の掲示を行ってまいります。
- 店舗従業員に対して、接客やオペレーション等に関する教育を強化し、お客さまにご不快な思いをおかけしないよう接客レベルの向上を図り、安心してご来店いただける店舗づくりを実現することで、私たちの大切なお客さまと私たちの大切な従業員がお互いに尊重される社会を目指してまいりたいと考えております。












































